「ペットボトル入りコーヒー」が大ヒット。質より量を求める日本の貧困化を象徴

ペットボトル入りコーヒーが人気 コンビニやスーパーの冷蔵棚で目につくようになったペットボトル入りのコーヒー飲料。日本コカ・コーラや伊藤園、 キリンビバレッジといった大手飲料メーカー各社がこぞって新商品を投入し、しのぎを削る。 【ニュースの断面】火付け役となったのは、サントリー食品インターナショナルが展開する500ミリリットル入りの「クラフトボス」シリーズ。 平成29年4月にブラック、6月に牛乳を使ったラテを発売。30年6月には甘さ控えめのブラウンも追加した。 業界では年間500万ケース(1億2千万本)以上でヒットと呼ばれる中、サントリー食品インターナショナルは当初、 今年の年間販売目標に1500万ケース(3億6千万本)を掲げたが、折り返しの6月末時点で1200万ケース(2億8800万本)を突破。 目標を2千万ケース(4億8千万本)以上に上方修正するという人気ぶりだ。ライバルメーカーが対抗商品を発売しても、好調を維持している。 「すっきりとした味わいとスタイリッシュなボトルが若い世代や女性から支持された」と広報担当者。特にパソコンを使う職場で少しずつ長く飲む 「ちびだら飲み」というスタイルにマッチしたという。これまでにもコーヒーショップやコンビニでは大きなサイズのコーヒー商品を持ち帰る客が見られ、 もともと潜在的な需要はあったのだろう。 そうした需要をかぎつけ、商品化することがヒットの鍵を握る。新商品が生まれては消えていく食品・飲料業界にあって、 ヒットさせる難しさを改めて考えさせられた。 

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